2017年5月30日火曜日

鬼怒川河川敷ダート

 先週の帝釈山林道での初林道走行でダート走行の楽しさを実感し、まだ見ぬダートを求めて日々GoogleMapをチェックしてます。

 帝釈山林道などの「ザ・林道」というような場所は、前回のように残雪があったりシーズンが限られています。また、山岳地帯なのでそこへの行き帰り行程もけっこう大変ですし、せっかく行ったのに天候の急変、ゲート閉鎖、トラブルなど自宅から遠ければ遠いほど様々ながっかりや困難が予想されます。林道・アウトドアスキルがあれば、私のようなぼっちでも問題ないでしょうが、より万全を期すならば2人以上での走行が好ましいでしょう。
初林道走行は不安がつきまとっていました。パンク・怪我・・・、遭難っ熊っ。
それでも、なんとか無事に帰ってこれましたし楽しむことも出来ましたが。

 
 もっと気軽に行けるダートはないかと思っていたら「河川敷」があったことを思い出しました。
自転車でサイクリングロードを走っている時やBBQの時に見ていた「鬼怒川」です。
近所?といってもいいくらいの距離ですし、走り応えのあるダート距離もありそうです。
なにより山間林道より不安要素は少ない。

行き当たりばったりで行ける所まで行くことにしました。とりあえず国道4号線「岡本鬼怒橋」付近、鬼怒川西岸「鬼怒グリーンパーク白沢」へ。
公園東側にフラットダートが。
左手ではグランドゴルフをしています。
南下しようと思いましたが行き止まりだったので遡上することに。ドローン空撮している業者と思しき方々がいました。
遡上するも、ダート道を見失い一般道へ出て再び河川敷へ。
ここら辺は牧草地ですね、牧草を刈るトラクターが作業をしていました。しかし作られた自然とはいえ景色も良くプチアドベンチャーにはもってこいです。
未舗装路は続くのですが、ちょいちょい鬱蒼とした林に導かれます。怖いので(見つけてはイケナイものを見つけそう)また一般道へ迂回。
そしてまたダートへ。綺麗な小川を渡ります。
ここ、まだ宇都宮市内ですよ!遠出せずにこんなところがあるとは。
すぐに「鬼怒川滑空場」に出ます。グライダーは居らず。ただラジコン飛行機愛好家はチラホラ居ましたね。
ここでフロントアップ、ウィリーの練習したいな。コケても痛くなさそう。←もちろん駄目です一般進入禁止。
途中、「やな」の準備をしていたり、おとり鮎販売所があったり夏到来の準備が見られます。きっとハイシーズンは釣り人、BBQで週末の通行量も増えると思います。場所によってはブラインドコーナーもありハンドリングにも難がでますので、当然ですが十分な安全マージンをとって走ります。
東北新幹線高架。つくづく日本のインフラは素晴らしい。
 続いて東北自動車道、下り線渋滞中。パトカーも走ってるので事故?この先の矢板IC付近は渋滞が多いですね。ラジオ交通情報でも良く耳にする。
 お腹いっぱいになったので河川敷を出て帰路に。と思いましたが写真に写る「羽黒山」まで行ってみることに。
山頂にある羽黒山神社に到着。
東京スカイツリーも見えるとか。
 ここも、宇都宮市です。
羽黒山を後に帰る途中、前々から気になっていた某K山へ探索したら発見。
規模は小さいものの林道です。ケモフリークの好物っぽい場所もチラホラ。

今日のルートは4時間位で終わりました。行き当たりばったりですが発見も多く、手軽で安全に十分なダート補給が出来るルートでした。

 帰って調べてみたら、鬼怒川ダートは所々絶たれますが日光方面まで続き、真岡付近スタートすると相当なロングコースになるようです。春夏秋冬関わらず行けますし、豪雨などでコースも変容し飽きずに楽しめるのではないでしょうか。今回は西岸を遡上でしたが東岸を走ったり新たな発見を求めまた行きたいと思います。

何度も言いますが、宇都宮でこれだけ楽しめるとは思ってもいませんでした。恐るべし田舎、いや素晴らしい環境だと改めて実感しました。


 自転車ロードレースで盛り上がってますが、これだけの環境があるのでMTBダウンヒルとか、クライミング、アドベンチャーレースなど、エクストリームスポーツにも積極的になれば、文化育成や地域発展に繋がると思うのですが、若者も集まるだろうし。まぁ言うは易しで、
 それに大手自動車メーカーがあったり、国際サーキットもあるし、モータースポーツの根付く土壌もあるのに、なかなか流行らないですね。YSPも無いし、用品店も充実してないし。やっぱり需要がないのかな。某業界の人が言ってたけどやっぱり栃木はマーケットとして難しいんでしょうかね。










2017年5月23日火曜日

初林道ツーリング

5月下旬、もう少しで慣らしが終わるというところで、ガマンできずにぼっち林道ツーリングを敢行!

装備は肘・膝プロテクター。オフブーツは持っていないのでトレッキングブーツ。車載工具+タイヤレバー、空気圧計、携行空気入、スペアチューブ。初の林道ツーリングですし、パンク修理経験も無い、オフブーツも無いので、フラットな林道を選びます。
 初心者でも入りやすいと考えれば、フラットで比較的安全に走れるのと、万が一トラブルが発生しても入山している人がいるかが重要となってきます。
それらも踏まえ、栃木で1番メジャーな「川俣桧枝岐林道」へと行きました。

栃木県川俣から福島県桧枝岐村まで抜けるこのルートは30キロ以上にも及ぶダートとなっているらしく非常に走り応えのある林道だそうです。
オフ車乗り、ジムニー乗り、山菜取り、渓流釣り、この季節には入山者も多いかと期待し選びました。

林道名称が良く分からず、「川俣桧枝岐林道」「帝釈山林道」と二つ呼び名があるのかと思います。今回は川俣湖畔を通る「馬坂林道」から「帝釈山林道(川俣桧枝岐林道?)」へと入り桧枝岐村へと向かうルートで走ります。

霧降高原、大笹牧場をスタート。ここまでのワインディングも素晴らしいですが、目的地はこの先です。大笹牧場を北上し栗山→川俣湖へ向かいます。
 川俣大橋に到着。ここを渡り右湖畔沿いに入れば「馬坂林道」へと入ります。
下界は夏日というこの日、山中も暑いぐらいの気温です。天気、ロケーションは最高ですが恐る恐る進みます。
建設関係者、山菜取り?のクルマも走っていてホッとしながら走ります。フロントのトラクションが抜けるとヒヤッとします。コーナーは大きな挙動を避けゆっくりクリアします。
当然ですがこのとおり。新車を汚す背徳感、洗車はいいけどコケたくない。
舗装路に出て、分岐となりました。恐らく「馬坂林道」は終わり、写真左に進むと「帝釈山林道(川俣桧枝岐林道)?」です。鳥のさえずりと、沢の音が心地いいですが、緊張感が上回ります。
進むと、砂防ダム?があり水没した木々が独特の雰囲気を醸し出します。林道はところどころ落石した大き目の石が転がっていてラインが制約されます。自分レベルの主観ですがガレたところもあり、フラットダート?と疑いたくなります。
なんとなく、スロットルをあけて走ったほうがフロント挙動が安定させやすい気がし、調子に乗り始めます。今日初のオフ車、ジェベル?とすれ違いました。ハイペースだったので会釈ですれ違い。ベテランっぽいなぁ。
美しい沢を見つけても、緊張感は消えません。
まさかの残雪!この季節でも残ってるなんて甘くみてました。標高高いんだなぁ。
少し進んだところで完全に雪に覆われていました。2輪、4輪ともにタイヤ痕もありません。
当然、引き返します。アクセルターンの真似事をしたらコケそうになり一人で焦る。
 残雪によるUターンに、若干の心残りはあるものの寧ろ安堵感の方がありました(笑)
初心者には丁度良いと思い、来た道を戻ります。
しかし、初のオフロードバイク、初の林道、バイクの挙動、荷重の重要性、スロットルワーク、どれをとっても勝手が違う。いや、勝手は一緒なのだろうが顕著に影響が出る。実に奥深い。
いくつも雪解けの水がダート上に流れ出しており泥を跳ね上げます。トレッキングブーツ、ニーシンガードも汚れます。
スキッドプレートにフロントで弾いた石が当たりカコンカコン。やっと恩恵を受けます。



 林道を出て、「道の駅ゆにしかわ」で「川治ダムカレー」を食べました。もう一種類「湯西川ダムカレー」もありそっちは大盛りだそう。
あまりダムに興味はないのですがおまけのダムカードを貰うと、蒐集癖が出そうです。


今回は残雪により引き返しましたが、次回への楽しみとします。場数を踏んで林道慣れし、オフ車スキルを上げていければと思います。やはり皆さんが言うようオフブーツは必要だと思う。泥はねもあるけど、なにより転倒しバイクに足が挟まれる恐れは大有りと実感しました。
幸いにも転倒せずに済みましたが、あんな場所でそうなったらと考えるとゾッとします。
 初心者だから要らないじゃなく、初心者だから必要なのかも知れません。(高いけど)

オフパンツも欲しい・・・。この体験を動画に残したい・・・。物欲は付きません。





RAMマウント スマホホルダー

 今やバイクユーザーの定番アイテムとなっているスマホホルダーを取り付けようと、用品店やネットで調べていました。

 私のつかっているXPERIAだと、電源ボタンが側面で窪んでいたり、右側面下部にシャッターボタン、ボリューム調整ボタンが突起状についていて、 マウントの種類によってはご操作が生じてしまいます。
 「SO-04h」の画像検索結果
ボタンに干渉するマウントではなく点で支えるような(且つ強固な)ものをさがしていました。

バイク用スマホホルダーも沢山の種類があり、調べるのも面倒くさい!またスマホ固定はクリアしてもバイクへの取り付けも上手くいくか分かりません。

私のKLXにはハンドガードのクランプやバーパッドが付いていて、スマホホルダーを取り付ける場所も限られています。もちろん試着は出来ないので、見た目で「なんとか付くだろう」(いい加減なので)と採寸もせずに用品店へ。

数ある中から無骨なスタイルで、点で支える唯一のものがありました。スマホホルダーとしては高額な「RAMマウント」です。とりつけもなんとかなるだろうと直感的に購入。

スマホとの固定部はゴム製の点で支えるタイプで、バネのテンションでスマホを取り付けているので脱着も容易、しかもシンプルな固定にも関わらず非常にがっちりとした固定で安心感があります。

本体も樹脂コートされた金属製で、破損や劣化の心配もありません。また、ひとつの調整ノブで全てのジョイント部の調整が可能で機能的。

懸念された、ハンドルとの取り付け部はU字クランプをボルトで強固に固定、パーツもかさ張らないのでオフ車ハンドルにも満足のいくレベルで取り付けられました。

一般道、林道ともに不安なく使えて取り付け外しも簡単。頑丈さもあり値段は張りますがおすすめのスマホホルダーです。


アメリカの法執行機関などでも使われているのも納得です。


2017年5月10日水曜日

国道293号で行く袋田の滝ツーリング

 快晴ではありませんが、暑くもなく寒くもなくの天気。「道の駅きつれがわ」スタート。
KLXは急激なペースでマイレージを稼ぎます。

今回は茨城~栃木をはしる「293号線(ニーキューサン)」で奥久慈、袋田の滝を目指します。

 ほんと道の駅は人気ですね。観光客向けだけでなく地元の利用者にも人気です。
良い意味で普通のスーパーマーケット状態(笑)
「道の駅きつれがわ」から293号で茨城方面を目指すと次に現れるのは「道の駅ばとう」。
ここで売られている「八溝ししまる」という猪肉が気になる。

 次に「道の駅みわ」、なんかシャンソン?が流れてた。。。
「道の駅みわ」を出てからは293号から外れて久慈川沿いを北上。
 ちょうどお腹が減ったところでランチタイム。
袋田のこんにゃく関所のところにピッツェリアが! とても明るいお店でボッチの自分も臆することなく入れました。実際ランチタイム前だったのでわたくしひとりでしたが、、、
プロシュート、大好きなんですよね。ワインが欲しい。
 石釜焼きのピッツァも香ばしく美味しい。定番マルゲリータを頂きました。
 一人テラス席でイタリアン。袋田でイタリアンとは意表が突かれましたが、行き当たりばったりの発見で嬉しい出会いです。
 袋田の滝に到着。駐輪場が分からず彷徨い、適当なところに停め(いいのか?)目的地の滝へ歩く。
久慈川に掛かった鯉のぼり、真ん中に「鮎?」がいる(笑)
 入場料¥300を払いいざ滝へ。
 結構なアドベンチャー感のあるトンネル。こういうところ来るとバイクで吹かしたくなる。
 滝への途中に、恋人の聖地モニュメント。いいデートコースでしょうね。。

つり橋を渡っていたら、女性二人組に写真を頼まれ快く撮ってあげます。逆に「撮ってあげましょうか?」と言われ、無性に恥ずかしくなり遠慮。「お願いします!」と言えるメンタルが欲しい。

 エレベーターを上ってからの袋田の滝。有名な氷爆も観てみたいものですね。
下からの袋田の滝。ここからのアングルのほうが迫力がありますね。
さすが日本三大瀑布のひとつ。
紅葉の季節や水量で表情が変わる楽しみも 。


意外と近かった袋田の滝、なんで今まで来なかったんだろう。
今度は「竜神吊橋」でバンジージャンプか?

わたしのKLX250。 まったくオフロードを走る様子がありません。馴らしと称してツーリングが楽しい。


初回オイル交換からのプチツー粕尾峠

 納車後、嬉しさのあまり大内宿ツーリングを手始めに、ちょこまかと乗りODO累計500km。

ショップ推奨の初回オイル交換インターバルに到達。前日に朝イチの予約を入れショップへ。
 到着すると、テキパキ段取り良く作業して頂き30分位で終了。その間、新車のNINJA1000、ZRX1200DAEGをみてリッターバイクの凄みを感じてました。

どうやらKLX、FIのアイドリング値が若干高かったようで改めて設定もし直してもらいました。当然、鉄粉スラッジも出ていて 、推奨だけあって気持ちは良いですね。
今までのバイクは自分適当メンテだったので、こうやってショップで親身にバイクの事を診てもらえると、安心感がありますね。
時間を掛けて準備して、手を汚し、廃油処理など考えると工賃払ってショップでやってもらう価値はそれ以上あります。

真新しいバイクで自分で工具を当てるのは気が引けてますが。折角のオフ車なので出先でのトラブル対処の為にも簡単な点検からでも始めないと。

 この日は凄く良い天気で、午前中から暑いくらい。
蕎麦が食べたくなり栃木市へ向かう。途中の「道の駅にしかた」でトイレ休憩。
オイル交換後、回転フィールやシフトの動きなどプラシーボ効果もあってか体感的にも良くなり、まだ早いけど4000rpm縛りを徐々に解いて走る。
「竹野屋」さん到着。この近くには出流そばの有名どころがあるけど、お気に入りの「ちたけそば」が食べたいのでここにしました。
このつけ汁の出汁に使われているのが「ちたけ」というキノコで、地元だとポピュラーなキノコなんです。「ちち(乳)たけ」と言うだけあって乳液状の汁がでる。食感はモソモソした感じなので食べるというかはその滋味深い出汁と香りを味わうのです。
小さい頃はその独特の風味、土臭さ?であまり食べませんでしたが、DNAがそうさせるんでしょうか今では大好物。

 のど越しと香りのよい自家栽培のお蕎麦と、ちたけのつけ汁。心も和むおいしさです。
これまた春の香り溢れたセリの掻き揚げもグッド、ごはんに掛かった「自家製山椒ふりかけ」が気に入りお土産購入しちゃいました。

栃木県はお蕎麦屋さんが沢山あるので、蕎麦好きには堪らないでしょう。


お腹も膨れて、遠回りして帰ろうと粕尾峠方面へ。
思川を左手に快走路を進みます。
 緑も鮮やかで田んぼに水が張り、最高の季節ですね。
 メジャー観光地ではないので非常にゆったりとした走りができます。粕尾峠に差し掛かると道幅も狭くなり、勾配のきついタイトコーナーが連続しますので注意が必要です。
 粕尾峠の頂上?足尾方面と古峰神社方面の分岐があります。古峰神社方面へ。
ここら辺、無名林道の入り口が沢山あり、いつかは探索に来たいと思います。

 このワインディングにKLXは非常に楽しい走りを見せてくれました。オフ車乗りのリーンアウトを見よう見真似ですると、なるほど曲がりやすいし怖くない。
 あまり調子こまないようブレーキブレーキで。
古峰神社に到着。天狗が祭られています。

 今回のルートは、ジャパンカップで有名となった栃木らしくチャリダー人気のヒルクライムコースです。風光明媚な古峰ヶ原街道は緩い登りで楽しめそうですが、粕尾峠の登りは健脚向けでしょう。エキスパートは周回するんでしょうか・・・?貧脚のわたくしはどちらも厳しそう。。。


天気も良く、最高のプチツーリングでした。ホームコースに決定。