2017年5月23日火曜日

初林道ツーリング

5月下旬、もう少しで慣らしが終わるというところで、ガマンできずにぼっち林道ツーリングを敢行!

装備は肘・膝プロテクター。オフブーツは持っていないのでトレッキングブーツ。車載工具+タイヤレバー、空気圧計、携行空気入、スペアチューブ。初の林道ツーリングですし、パンク修理経験も無い、オフブーツも無いので、フラットな林道を選びます。
 初心者でも入りやすいと考えれば、フラットで比較的安全に走れるのと、万が一トラブルが発生しても入山している人がいるかが重要となってきます。
それらも踏まえ、栃木で1番メジャーな「川俣桧枝岐林道」へと行きました。

栃木県川俣から福島県桧枝岐村まで抜けるこのルートは30キロ以上にも及ぶダートとなっているらしく非常に走り応えのある林道だそうです。
オフ車乗り、ジムニー乗り、山菜取り、渓流釣り、この季節には入山者も多いかと期待し選びました。

林道名称が良く分からず、「川俣桧枝岐林道」「帝釈山林道」と二つ呼び名があるのかと思います。今回は川俣湖畔を通る「馬坂林道」から「帝釈山林道(川俣桧枝岐林道?)」へと入り桧枝岐村へと向かうルートで走ります。

霧降高原、大笹牧場をスタート。ここまでのワインディングも素晴らしいですが、目的地はこの先です。大笹牧場を北上し栗山→川俣湖へ向かいます。
 川俣大橋に到着。ここを渡り右湖畔沿いに入れば「馬坂林道」へと入ります。
下界は夏日というこの日、山中も暑いぐらいの気温です。天気、ロケーションは最高ですが恐る恐る進みます。
建設関係者、山菜取り?のクルマも走っていてホッとしながら走ります。フロントのトラクションが抜けるとヒヤッとします。コーナーは大きな挙動を避けゆっくりクリアします。
当然ですがこのとおり。新車を汚す背徳感、洗車はいいけどコケたくない。
舗装路に出て、分岐となりました。恐らく「馬坂林道」は終わり、写真左に進むと「帝釈山林道(川俣桧枝岐林道)?」です。鳥のさえずりと、沢の音が心地いいですが、緊張感が上回ります。
進むと、砂防ダム?があり水没した木々が独特の雰囲気を醸し出します。林道はところどころ落石した大き目の石が転がっていてラインが制約されます。自分レベルの主観ですがガレたところもあり、フラットダート?と疑いたくなります。
なんとなく、スロットルをあけて走ったほうがフロント挙動が安定させやすい気がし、調子に乗り始めます。今日初のオフ車、ジェベル?とすれ違いました。ハイペースだったので会釈ですれ違い。ベテランっぽいなぁ。
美しい沢を見つけても、緊張感は消えません。
まさかの残雪!この季節でも残ってるなんて甘くみてました。標高高いんだなぁ。
少し進んだところで完全に雪に覆われていました。2輪、4輪ともにタイヤ痕もありません。
当然、引き返します。アクセルターンの真似事をしたらコケそうになり一人で焦る。
 残雪によるUターンに、若干の心残りはあるものの寧ろ安堵感の方がありました(笑)
初心者には丁度良いと思い、来た道を戻ります。
しかし、初のオフロードバイク、初の林道、バイクの挙動、荷重の重要性、スロットルワーク、どれをとっても勝手が違う。いや、勝手は一緒なのだろうが顕著に影響が出る。実に奥深い。
いくつも雪解けの水がダート上に流れ出しており泥を跳ね上げます。トレッキングブーツ、ニーシンガードも汚れます。
スキッドプレートにフロントで弾いた石が当たりカコンカコン。やっと恩恵を受けます。



 林道を出て、「道の駅ゆにしかわ」で「川治ダムカレー」を食べました。もう一種類「湯西川ダムカレー」もありそっちは大盛りだそう。
あまりダムに興味はないのですがおまけのダムカードを貰うと、蒐集癖が出そうです。


今回は残雪により引き返しましたが、次回への楽しみとします。場数を踏んで林道慣れし、オフ車スキルを上げていければと思います。やはり皆さんが言うようオフブーツは必要だと思う。泥はねもあるけど、なにより転倒しバイクに足が挟まれる恐れは大有りと実感しました。
幸いにも転倒せずに済みましたが、あんな場所でそうなったらと考えるとゾッとします。
 初心者だから要らないじゃなく、初心者だから必要なのかも知れません。(高いけど)

オフパンツも欲しい・・・。この体験を動画に残したい・・・。物欲は付きません。





4 件のコメント:

  1. はじめまして です
    山形市近くでスーパーシェルパに、20年乗っています
    林道への案内板から来ました
    http://flashpointtochigi.blogspot.jp/2017/05/blog-post_23.html  について
    「_23.html」この部分を削らないと探せませんでした
    帝釈山林道の通り抜けは、2週間後くらいかも
    桧枝岐側に大量の残雪があります

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    1. 朝日さん はじめまして。
      コメントありがとうございます。また、URLのご指摘もありがとうございます。

      林道初体験でしかもロングダートの馬坂林道+帝釈山林道は非常に走り応えがありました。残雪正直甘くみてました^^;大変参考になります。アドバイスどおり6月にも再チャレンジしたいと思います。貫抜で走れたら最高でしょうね♪

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  2. はじめまして。
    5月20日土曜日に同じルートを走りました。路面に雪がある画像がありますが、この先100メートル位先に山からの雪崩の跡のところで引き返しました。例年、6月半ばを過ぎないと峠まで行けません。引き返した場所から3キロ程あると思います。

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    1. TIMAIさん はじめまして。
      コメント有難うございます。おお!2日前に行かれてたのですね^^
      雪崩ですか…ーー:初心者で林道についての知識情報も少ないので、コメントありがたいです。
      帝釈山林道、眺めもよく新緑・紅葉もそれは綺麗なんでしょうね♪まだ見ぬ馬坂峠、楽しみです。

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